元和5年(1619年)徳川二代将軍秀忠の時代に、主として諸大名の謀叛防止のために開設されたといわれ、「入鉄砲に出女」といって特にこの二つを厳重に取り締まりました。しかし武士や大名を取り締まるはずの役目がやがて東海道を上り下りする旅人にもおよび苦しめました。明治2年(1869年)に廃止、取りこわされて以来箱根関所跡としてそのおもかげを残し、大正11年(1922年)国の重要文化財に指定されています。
大平台→箱根町
(箱根登山・伊豆箱根バス約35分) |
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芦ノ湖畔の旧東海道にある杉並木は、江戸時代のはじめ元和4年(1618年)箱根宿を設けたときに植えられたと伝えられています。現在でもおよそ420本の大木が残っています。(国指定史跡)
大平台→元箱根
(箱根登山・伊豆箱根バス約30分) |
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小田原箱根口から芦ノ湖畔までの上り四里、三島までの下り四里をあわせ「箱根八里」といい、東海道の中でも箱根越は苦難の道でした。旧東海道に残る古道の石畳は、現在畑宿から湖畔まで往時の石畳が保存整備され、当時の面影をしのばせています。
大平台→元箱根
(箱根登山・伊豆箱根バス約30分) |
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箱根神社は、奈良時代(757年)万巻上人が寺院と霊廟を建て、箱根三所権現として祀ったことに由来します。山岳信仰の霊場として多くの信仰を集め、源頼朝をはじめとする鎌倉幕府や小田原北条氏などの庇護を受け、大きく発展しました。
大平台→元箱根
(箱根登山・伊豆箱根バス約30分) |
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芦ノ湖、二子山のふもとから精進池付近に、大小数多くの石仏、石塔が立っています。高さ3mもある巨石に二十五菩薩と呼ばれる26体の仏像や曽我兄弟の墓といわれる五輪塔、多田満仲の墓といわれる宝きょう印塔、六道地蔵など鎌倉時代の優れた石仏があり国の重要文化財に指定されています。
大平台→六道地蔵
(箱根登山・伊豆箱根バス約25分) |
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大永元年(1521年)北条氏綱が父、早雲の遺命により建てた京都紫野大徳寺派の名刹。寺内には江戸時代に建てられた北条五代の墓、連歌師宗祗法師の句碑と供養塔、国指定の重要文化財北条早雲画像など多くの文化財が多くあります。
大平台→箱根湯本
(箱根登山・伊豆箱根バス約10分) |
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