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名所・旧跡

国立公園としての箱根は、その風景の美しさで多くの人に親しまれてきました。
また、古くから「天下の剣」と言われ、交通の難所として知られてきた箱根は、今にその歴史を文化遺産として残しています。
ここでは大平台温泉からも便利で代表的な名所と旧跡をご案内します。
*説明文の下の交通案内は代表的なものを記しましたが、他にも電車や別ルートでのアクセス方法がございます。


名  所

■芦ノ湖

芦ノ湖は約40万年前に箱根火山のカルデラの中にできた周囲20kmの細長い湖です。
南岸から眺める「逆さ富士」は、箱根の絶景の一つです。湖上では遊覧船やボート・釣りなどが楽しめ、 湖畔には旧街道杉並木・箱根関所・などの観光施設が点在しており、箱根の観光の中心となっています。
標高725m・最深部44m。

大平台→元箱根
(箱根登山・伊豆箱根バス約30分)

 

■大涌谷

約3000年前に箱根の最高峰の神山が、箱根火山最後の水蒸気爆発をおこした爆裂火口で、今もなお熱い水蒸気と硫気を噴出しています。
古来より「大地獄」とよばれていましたが、明治6年に明治天皇・皇后両陛下が箱根に御静養に来られる際に「両陛下がお出になる地に地獄があってはおそれ多い」と大涌谷と改称されたました。ここからは雄大な富士山の眺めを楽しむことができます。(かながわの景勝50選)
大平台→大涌谷
(伊豆箱根バス約30分)

■仙石原高原

神山の爆発口から流れ出た火山泥流で昔の芦ノ湖が二分され、南半分はそのまま現在の芦ノ湖となり北半分が湿原地帯となりました。ノハナショウブ、ミズゴケなどの珍しい湿性植物が群落を形成していて、昭和9年湿原の一部が天然記念物に指定されました。
秋には風になびくススキの景観はみごとです。(かながわの景勝50選)

大平台→仙石高原
(箱根登山バス約30分)

 

旧  跡

■箱根関所

元和5年(1619年)徳川二代将軍秀忠の時代に、主として諸大名の謀叛防止のために開設されたといわれ、「入鉄砲に出女」といって特にこの二つを厳重に取り締まりました。しかし武士や大名を取り締まるはずの役目がやがて東海道を上り下りする旅人にもおよび苦しめました。明治2年(1869年)に廃止、取りこわされて以来箱根関所跡としてそのおもかげを残し、大正11年(1922年)国の重要文化財に指定されています。

大平台→箱根町
(箱根登山・伊豆箱根バス約35分)

■箱根旧街道杉並木

芦ノ湖畔の旧東海道にある杉並木は、江戸時代のはじめ元和4年(1618年)箱根宿を設けたときに植えられたと伝えられています。現在でもおよそ420本の大木が残っています。(国指定史跡)
大平台→元箱根
(箱根登山・伊豆箱根バス約30分)

■箱根旧街道石畳

小田原箱根口から芦ノ湖畔までの上り四里、三島までの下り四里をあわせ「箱根八里」といい、東海道の中でも箱根越は苦難の道でした。旧東海道に残る古道の石畳は、現在畑宿から湖畔まで往時の石畳が保存整備され、当時の面影をしのばせています。

大平台→元箱根
(箱根登山・伊豆箱根バス約30分)

■箱根神社

箱根神社は、奈良時代(757年)万巻上人が寺院と霊廟を建て、箱根三所権現として祀ったことに由来します。山岳信仰の霊場として多くの信仰を集め、源頼朝をはじめとする鎌倉幕府や小田原北条氏などの庇護を受け、大きく発展しました。
大平台→元箱根
(箱根登山・伊豆箱根バス約30分)


■元箱根石仏・石塔群

芦ノ湖、二子山のふもとから精進池付近に、大小数多くの石仏、石塔が立っています。高さ3mもある巨石に二十五菩薩と呼ばれる26体の仏像や曽我兄弟の墓といわれる五輪塔、多田満仲の墓といわれる宝きょう印塔、六道地蔵など鎌倉時代の優れた石仏があり国の重要文化財に指定されています。

大平台→六道地蔵
(箱根登山・伊豆箱根バス約25分)

■早雲寺

大永元年(1521年)北条氏綱が父、早雲の遺命により建てた京都紫野大徳寺派の名刹。寺内には江戸時代に建てられた北条五代の墓、連歌師宗祗法師の句碑と供養塔、国指定の重要文化財北条早雲画像など多くの文化財が多くあります。
大平台→箱根湯本
(箱根登山・伊豆箱根バス約10分)

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